夫婦殺害事件の前にメッセージ
栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で逮捕された長女が、事件の前に内縁の夫と夫婦がいなくなることを前提にしてメッセージのやり取りをしていたことが新たに分かりました。
昨日、殺人の疑いで逮捕された宝島真奈美容疑者は今年4月、内縁の夫・関根誠端容疑者らと共謀し両親の宝島龍太郎さんと幸子さんを殺害した疑いが持たれています。
真奈美容疑者は今年1月、宝島さん夫婦の会社の取締役を辞任していて、捜査関係者によりますと逮捕前の聴取に両親と距離を置くため取締役を辞任したと話していたということです。
スマートフォン解析で新事実発覚
また、その後の捜査関係者への取材で真奈美容疑者らのスマートフォンを解析した結果、内縁の夫関根容疑者との間で宝島さん夫婦がいなくなる前提で会社の経営方針についてやり取りをしていたメッセージが見つかったことが新たに分かりました。
警視庁は真奈美容疑者も夫婦を殺害する計画を事前に把握していたと見ていて、全容解明を進めています。