能登半島地震後の避難生活とふるさとへの思い
能登半島地震では、多くの人たちが住まいを失い、今も避難を余儀なくされています。
石川県珠洲市で、理容店を営んできた夫婦は、金沢市へ避難しながらも、ふるさとのために仕事を再開したいという思いを募らせてきました。
2人の半年を見つめました。
キャンピングカーを使った新たな理容店の挑戦
キャンピングカーを使った動く理容店を営む人もいるという話を聞いたからです。
車の購入などに県の補助金を使えることも気持ちを後押ししました。
話を聞いてまわること1時間。
動く理容店になりそうな車を見つけることができました。
店を再建できないなら通えばいい。
珠洲とのつながりを諦めない、2人の新たな選択肢です。
2人は、動く理容店が実現したら、珠洲市の中心部に出てくるのが難しい常連客のために、車で出向いてカットをすることも考えているということです。