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異種移植の研究と倫理的課題

異種移植の現在:アメリカでの成功事例

日本でも実現に向けた議論が始まりました。

こちら、異種移植。

異種というのは、動物の臓器などをヒトに移植することです。

この数年、病気の治療のため、患者に移植する試みがアメリカで相次いでいます。

きょうは日本で異種移植を計画する研究者らがシンポジウムを開き、倫理的な課題などについて話し合いました。

ブタの心臓をヒトへ。

その異種移植は、おととし、アメリカで行われました。

遺伝子操作で拒絶反応を起きにくくしたブタの心臓をほかの治療法で回復が見込めない男性患者に移植。

患者はおよそ2か月の間、生存しました。

ことしに入ってからもアメリカでは、ブタの臓器を移植する試みが相次いでいます。

この分野の研究を主導してきた医師は、ブタの臓器を使うことが一般的な治療の選択肢になる時期について。

日本での実現に向けた課題と今後の展開

その上で、感染症への対策が必要なことや、患者や市民の懸念を調査し、合意を得ながら進める必要があることなどが指摘されました。

グループでは日本初の異種移植の実現に向け、年内にも倫理委員会への申請を目指すことにしています。

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