仮設住宅入居から半年、直面する課題
あすで発生から半年になる能登半島地震。
きょうは仮設住宅についてお伝えします。
入居が始まったのは2月。
これまでに必要と見込まれる戸数のおよそ7割、4900戸余りが完成しました。
一方で、入居した人たちの孤立などを防ぎ、安心して暮らせる環境をどう作っていくのか、課題に直面しています。
輪島市の仮設住宅の団地です。
住んでいるのは、さまざまな地区から集まった300人余り。
完成は4月末ですが、いまだ顔見知りがいないという人もいます。
地域コミュニティの形成に向けた取り組み
穴水町では、町の職員が呼びかけて、団地ごとの説明会を先月下旬から開いています。
こちらの団地では、説明会でほとんどの入居者が初めて顔を合わせ、自治会の運営や住民の役割などを話し合いました。
町内会長、まつきさん、よろしくお願いします。
地震からあすで半年。
伝統工芸の輪島塗の復興に向けた動きが本格化しています。