半夏生の伝統、焼きサバを求める人々
福井県の大野市では、きのう、焼きサバを買い求める人たちでにぎわいました。
鮮魚店の店頭で焼かれる、丸焼きのサバ。
きのうは梅雨が終わるころとされる半夏生。
この日にあわせて大野市では、丸焼きにしたサバを食べる風習があり、この鮮魚店では、およそ1000匹のサバを仕入れたということです。
江戸時代から続く風習と夏バテ防止
これは江戸時代、藩主が田植えで疲れた人たちの夏バテを防ごうと、サバを取り寄せたことに始まるとされています。
しょうゆを持ち寄って、その場で味わう人もいました。