最高裁判所、大法廷での判決を言い渡す
2024年7月3日、NHKニュースによると、旧優生保護法の下で障害などを理由に不妊手術を強制された人々が国に賠償を求めている5つの裁判で、最高裁判所大法廷が判決を言い渡します。
この訴訟は、戦後最大の人権侵害として憲法に違反していたことを主張しています。
原告と支援者が求める正義
宮城県の原告である由美さんの義理の姉、佐藤路子さんは、由美さんの手術による苦しみを長年見守ってきました。
路子さんは、旧優生保護法を元に不妊手術が強制されたことを知り、情報開示請求を行って事実を確認しました。
現在、最高裁で審理されている訴えの2審では旧優生保護法が憲法違反と判断されていますが、宮城県の原告の賠償請求は除斥期間の20年を過ぎているとして認められていません。
佐藤路子さんと支援者たちは、すべての被害者が救われる判決を求めています。
最高裁の判決は本日午後3時に言い渡されます。