京都市職員が不正行為で逮捕
京都市が発注した下水道工事を特定の業者に受注させる見返りに現金を受け取ったとして、市の職員が逮捕されました。
今朝、京都府警の捜査員が京都市上下水道局の施設に家宅捜索に入りました。
昨日逮捕された上下水道局主事の柳生精治容疑者は3年前、下水道の緊急工事の際、京都市の土木会社、村田建設が工事を受注できるよう便宜を図った見返りとして現金10万円を受け取った疑いが持たれています。
警察と上下水道局の今後の対応
柳生容疑者はおよそ20年にわたって水道施設の維持管理を担当し、緊急工事の際は登録された業者に工事を発注。
村田建設は下請けとして工事を請負っていたということです。
警察は柳生容疑者の認否を明らかにしていませんが、上下水道局は早急に事実を確認した上で厳正に対処するとコメントしています。