夜間の熱中症リスク:原因と現状
最近の日本では、熱帯夜が続いており、多くの人が寝苦しい夜を過ごしています。
このような状況下で特に注意が必要なのが「夜間の熱中症」です。
熱中症に詳しい兵庫医科大学の服部先生によると、熱中症の4割は夜間や睡眠中に起きているとされています。
今年のような暑さが続くと、その割合はさらに高くなる可能性があるとのことです。
質の高い睡眠を確保するための実践的な対策
夜間の熱中症リスクを減らし、質の高い睡眠を確保するためには、湿度にも注意するべきです。
部屋の温度を28度に設定し、湿度を40%から50%に保つことが推奨されています。
湿度が変わると体感温度も大きく変化するため、除湿機能を活用すると良いでしょう。
またエアコンはつけっぱなしがおすすめで、特に風向きを上向きに設定し寝室に入る30分前からエアコンをつけておくと、部屋全体の熱気を下げる効果があります。
これにより、寝苦しい夜でも快適に過ごすことができ、翌日の熱中症リスクも軽減されます。