カタールで開催されたアフガニスタン情勢に関する国連会議
カタールではアフガニスタン情勢を巡る国連の会議が行われました。
この会議は、3年前に復権したイスラム主義勢力のタリバンからも初めて代表団が出席し、2日間の日程で開催されました。
女性の権利制限と今後のタリバンとの対話の行方
国連は率直で有益な議論が行われたと開催の意義を強調しています。
現地では女性が小学校までしか通えないなど、女性の権利が制限されていますが、会議では各国から人権状況の改善を求める声が上がりました。
これに対して、タリバン側は耳を傾ける姿勢は見せたものの、具体的な対応は示していません。
国際社会が今後もタリバンに対して対話の継続を促し、懸念が深まっている人権状況の改善につながるかどうか、注意深く見ていく必要があります。