小池知事、3期目の当選
過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は昨日投開票が行われ、現職の小池百合子氏が3期目となる当選を果たしました。
自民党内の動きと補欠選挙結果
小池知事に負けたとしても接戦を演じられれば今後の党の勢いに弾みがつくと見られていましたがふたを開けてみたらまさかの3位。
早速、蓮舫氏をともに支援した共産党との距離感や執行部の責任を問う声が上がっていますが党の幹部は連帯責任ではないと話しこうした動きをけん制しています。
一方、政府・与党内では小池氏の勝利に安堵の声が漏れていますが自民党は表立って応援をしないステルス支援にとどまりました。
さらに同時に行われた東京都議会議員の補欠選挙では自民党が擁立した8つの選挙区のうち2勝にとどまりました。
選挙前、岸田総理は都議補選の結果は国政に影響を与えないとの認識を周囲に対して示していましたが裏金事件などによる自民党への逆風が改めて浮き彫りになった形で9月に予定される総裁選挙で新しい顔を求める声が一段と強まりそうです。