時事ニュース

滋賀県の伝統的な糸取り作業

1200年以上の歴史を持つ糸取り作業

滋賀県長浜市では、琴や三味線の弦に使われる糸を手作業で繭から紡ぐ伝統の糸取り作業が行われています。

長浜市木之本町大音地区の工房では、作業員の女性が慣れた手つきで釜の中に入れた繭玉から30本ほどの糸を手繰り寄せ、一つに束ね木枠に巻き取っていきます。

この糸取りはおよそ1200年の歴史があるといわれ、かつてはこの地区の70軒ほどで行われていましたが、今では化学繊維の普及や高齢化でこの工房だけとなりました。

弾力性に優れた糸の用途と出荷先

巻き取られた糸は弾力性があり、琴や三味線の弦に適していて、地元の和楽器工場に出荷されるということです。

関連記事

  1. 東急からの連絡について
  2. 袴田巌さんの無罪が確定し、静岡県警本部長が謝罪。
  3. 大津市トンネル内で幼稚園バスなど車3台が絡む事故、園児5人が軽傷…
  4. 山の管理と花粉源となる高齢の杉の伐採
  5. 日本の人口問題と外国人労働者の受け入れの必要性
  6. 教育現場での左利き向けの教材の改善について。
  7. 衆議院選挙の期日前投票が被災地で開始、投票所の変更あり
  8. 個人と企業の負担に関する議論

ピックアップ記事

PAGE TOP