日本のクルーズ旅行市場の現状
最近、日本でもクルーズ旅行の人気が高まっており、特に若年層や現役世代にもその魅力が広がっています。
日本人のクルーズ船乗客数は、コロナ禍が始まった2020年に急減したものの、2022年には20万3000人と回復しました。
円安やインバウンドの増加が、国内のホテル価格を高騰させ、ホテルとクルーズの料金がそれほど変わらない現状になってきています。
このため、食事代や船内サービス代込みのクルーズ旅行が、お得感のある選択肢として注目されています。
飛鳥3とクルーズ旅行の将来展望
日本郵船クルーズの新しい大型客船「飛鳥3」は来年夏ごろに就航予定で、レストランが複数あるなど、乗客のニーズに細かく応えるサービスが提供される予定です。
国土交通省もクルーズ船の受け入れのために必要な設備や環境のガイドラインを検討しており、今後もクルーズ旅行の人気が高まる中で、整備の遅れといった課題に対応していくことが必要となります。