相次ぐ性暴力事件に県民の反発
沖縄県議会は県内で相次いでいるアメリカ軍兵士による性暴力事件に抗議する意見書と決議を可決しました。
沖縄では先月下旬、空軍兵が少女を誘拐して性的暴行を加えた事件や、海兵隊員が女性に性的暴行をしようとしてけがをさせた事件など、アメリカ軍兵士による性暴力事件が相次いで発覚し、県民の反発が高まっています。
沖縄県議会の全会一致での抗議と要望
事態を受けて沖縄県議会は今日の本会議で続発する事件に抗議する意見書と決議をいずれも全会一致で可決しました。
総理大臣らに宛てた意見書は日米地位協定の抜本改定などを要望し、在日アメリカ軍司令官らに宛てた決議は兵士らの夜間の外出規制など実効性のある再発防止策の提示を求めています。