時事ニュース

佐川急便の置き配サービスの本格導入

佐川急便、置き配サービスを9月から開始

宅配大手の佐川急便は、ドライバーの負担となる再配達の削減に向けて、荷物を手渡ししないで玄関先などに届ける置き配を、ことし9月から本格的に導入することになりました。

発表によりますと、佐川急便はおよそ1600万人が登録しているインターネットの会員向けサービスを通じて、宅配便の置き配をことし9月2日から始めます。

法人が送り主となる荷物を対象とする方針で、送り主側が事前に了承した場合、受け取り側が置き配を選択できるということです。

再配達削減とドライバー負担軽減を目指して

この会社ではこれまで一部のネット通販で購入した荷物などに限り、置き配を選択できるようにしてきましたが、ドライバーの負担軽減のため、本格的な導入に踏み切ったということです。

国の調査では、宅配便の再配達の割合は、ことし4月時点で10.4%と、およそ10個に1個に上っています。

置き配はヤマト運輸と日本郵便もすでに始めていて、いわゆる物流の2024年問題も背景に、ドライバー不足が課題となる中、サービスを見直す動きが広がっています。

関連記事

  1. 那須町夫婦殺害事件の進展と捜査詳細
  2. 能登半島地震から5か月、復興と二地域居住
  3. 文面の多様性
  4. 中国とASEANの外相会議
  5. 映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の完成披露イベント
  6. 準決勝で眞杉が1着となり、決勝進出を決める。
  7. 北海道根釧台地の動物たちの春から初夏の生態
  8. 博多駅前路上の女性殺害事件の裁判で検察が懲役30年を求刑

ピックアップ記事

PAGE TOP