那覇地裁での初公判:空軍兵の無罪主張
アメリカ軍兵士による性暴力事件が沖縄県内で相次いで発覚し、事件を巡る情報伝達が問題視されています。
昨日の那覇地裁では、嘉手納基地に所属する空軍兵、ブレノン・ワシントン被告の初公判が行われました。
ワシントン被告は少女を自宅に連れ込んで性的暴行を加えたとされ、起訴されていますが、無罪を主張しました。
外務省と沖縄県の対立:情報共有の必要性
外務省は、捜査当局の判断を踏まえて対応してきたと説明していますが、沖縄県の玉城デニー知事はこの対応に抗議しました。
抗議を受けて上川外務大臣は、情報共有の在り方を関係省庁と検討すると述べました。
これに対し、沖縄国際大学の前泊教授は、情報共有が行われなかったことは隠蔽に等しいと指摘し、新たな被害を防ぐためにも情報共有の徹底が必要だと強調しました。