ミルウォーキーの共和党大会会場、暗殺未遂事件後の厳戒態勢
アメリカのトランプ前大統領の暗殺未遂事件についてお伝えします。
共和党全国大会が開かれるウィスコンシン州ミルウォーキ―の会場の前では、事件直後から街中が厳戒態勢に入っており、会場周辺にはフェンスが張り巡らされるなど、複数の道路が封鎖されています。
トランプ前大統領、強気の姿勢で予定通りウィスコンシン州に到着
トランプ前大統領は事件発生からわずか24時間後、予定通りウィスコンシン州に到着し、空港で右手を突き上げるなど強気な姿勢を見せました。
同氏は銃撃犯に予定を変更させることは許されないと判断したとSNSで表明し、銃撃事件に屈しない力強さをアピールしました。
共和党内では一部に反トランプの声があったものの、今回の事件を受けてトランプ氏の下で団結しようという機運が高まり、党大会が彼の求心力を一段と高める機会になると見られています。
一方、バイデン大統領は国民に向けて冷静になるよう呼びかけ、党派を超えた団結を訴えました。