時事ニュース

松山市の土砂崩れでの事前の亀裂問題

前年7月の前に発見されていた亀裂

3人が亡くなった松山市の土砂崩れで、山の頂上付近にある道路では、亀裂が見つかる去年7月の前にも、 小さな亀裂が確認されていたことが、 市への取材などで分かりました。

倒壊した住宅に向かって、手を合わせる人がいました。

亡くなった平岡謙次さんの友人です。

90歳の父親、啓吾さん、87歳の母親、春枝さんとともに、土砂 に巻き込まれました。

地域住民と家族の状況と市のリスク判断

近所の人の話では、 謙次さんは、 自宅で両親を介護していました。

近くの青果店には、2、 3年ほど前から、 足が不自由になった春枝さんに代わって、 3人分の弁当や野菜を買いに来るようになったということです。

先週、 大規模な土砂崩れが起きた、松山城がある山。

市は、 擁壁の傾きで生じた亀裂が初めて確認されたのは、 去年7月だと説明していました。

しかし。

グーグルマップには、 それ以前に撮影されたと見られる写真が投稿されていて、すでに道路上に亀裂が見えています。

市は、去年の夏以前の亀裂は、 経年劣化と見られる軽微なもので、 土砂災害のリスクはないと判断していたということです。

地盤工学の専門家は、大きな亀裂ではないため、 切迫性がないという判断は理解できるとする一方で。

関連記事

  1. 所在不明の所有者は裁判所の認可で決議から外すことが可能に。
  2. TikTokに関するアメリカの法律と規制の動向
  3. ホームプランサービスの紹介
  4. 能登半島地震による災害関連死が235人に達し、手続きの負担が問題…
  5. 時間に関するトピック
  6. 大阪万博のスポンサーシップと健康テーマの妥当性
  7. プーチン大統領の北朝鮮訪問と戦略的パートナーシップ条約の署名
  8. ヘルプマークの取り組みと課題

ピックアップ記事

PAGE TOP