パリ中心部でのテロ警戒と立ち入り制限
>>続いてはパリオリンピックです。
きのうは開会式の会場となるセーヌ川で、
泳いで水質の改善をアピールする取り組みをご紹介しました。
そのセーヌ川沿いで18日、
大規模な立ち入り制限が始まりました。
>>パリ中心部の封鎖に、市民や周辺の店舗からは戸惑いの声も上
がっています。
>>こちら、セーヌ川の近くです。
ここから先がテロ警戒区域になっていて、通行が厳しく制限されて
います。
>>オリンピックを前に、
テロ警戒レベルが最高水準に引き上げられているフランス。
開会式の会場となるセーヌ川沿いでは、
およそ10キロにわたってテロ警戒区域が設けられ、
大規模な立ち入り制限が始まりました。
区域内で暮らす人や働く人以外は原則立ち入ることができず、通行
するには、事前に申請した許可証を警察官に見せる必要があります
が。
>>規制を知らなかった人や、
通行許可証を申請したものの、
まだ届いておらず、
通るのを諦める人の姿も見られました。
周辺の飲食店などからは、
売り上げへの影響を心配する声も出ています。
>>一方、こちらは。
>>パリ郊外にある選手村です。
チームジャパンと書かれた横断幕、
そして今大会に向けた日本選手団のコンセプトが掲げられています。
>>パリ郊外では選手村がオープンしました。
大会期間中、
およそ1万4000人が滞在する予定で、
早速、
各、
国や地域の選手などが次々に選手村入りしていました。
日本選手団の準備と選手たちの期待
>>日本選手団は18日、一部の選手たちが選手村に入る予定です。
そして、
日本代表の選手たちも、
開幕が近づく大会へ、気持ちを高めています。
>>万歳!ありがとうございました。
>>柔道男子の100キロを超えるクラスに出場する斉藤立選手。
父親の仁さんと、日本の柔道史上初めて親子2代での金メダル獲得
を目指します。
きょうはこの春卒業した大学の壮
行会に出席。
応援団からエールを送られ、パリ
での活躍を誓いました。
>>陸上男子110メートルハードル代表の村竹ラシッド選手は、
拠点にしている千葉県のグラウンドで練習を公開。
去年9月に、
日本記録に並ぶ13秒04をマークした22歳は、パリ大会が初め
てのオリンピック。
今月24日に日本をたち、
現地での合宿を経て、本番に向かいます。