上川外務大臣のバルカン半島訪問開始
上川外務大臣は、日本時間のきょうから、民族間の対立が残るヨーロッパ南東部のボスニア・ヘルツェゴビナなど3か国を訪れます。
バルカン半島に位置するセルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボの3か国を訪問し、首脳や外相らと会談します。
地域の安定と経済発展を目指す取り組み
上川大臣は、地域の平和と安定に向け、対話を促し、協調を呼びかけることにしています。
また、3か国のEU・ヨーロッパ連合の加盟に向けた努力も後押しする考えです。
地域の安定には経済発展が欠かせないとして、製造業を中心に30社余りの日系企業が進出しているセルビアと、新たに投資協定の交渉を始めることを表明するほか、ボスニア・ヘルツェゴビナやコソボとも貿易や投資を促進させたい考えです。