時事ニュース

東京電力パワーグリッドの情報不正閲覧問題による処分

東京電力の顧客情報不正閲覧問題と報酬減額処分

送配電を行う東京電力の子会社の顧客情報が、持ち株会社の社員から不正に閲覧されていた問題で、会社側は、経営責任を明確にするため、社長と2人の副社長に対し、報酬を減額する処分を発表しました。

この問題では、経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会が先月20日、東京電力パワーグリッドに対し、情報管理に不備があったとして、再発防止に向けた業務改善勧告を出しました。

再発防止策の報告と経営責任の明確化

これを受けて会社側はきのう、再発防止に向けた取り組み状況などを、電力・ガス取引監視等委員会に報告するとともに、経営責任を明確にするため、関係者の処分を発表しました。

それによりますと、金子禎則社長は、月額の報酬の30%を、2人の副社長は月額の報酬の20%をそれぞれ1か月分減額するということです。

東京電力パワーグリッドは、再発防止策や情報管理を徹底し、送配電の事業者としての中立性、信頼性を確実にするため、引き続き全力を尽くしてまいりますとコメントしています。

関連記事

  1. パレスチナ・ガザ問題の即時停戦
  2. EU議会選挙での右派・極右議員の増加傾向
  3. アメリカの国連大使がロシアと北朝鮮の関係について懸念を示した。
  4. 議会解散と辞職の場合、税金の無駄遣いとの批判もある。
  5. つくばエクスプレスで強風の影響で運転見合わせ。
  6. パリオリンピック開幕まで1ヶ月、日本選手団史上最多
  7. 秋篠宮さまが皇族の意見を聴取する必要性を強調し、宮内庁が反省を表…
  8. 中国軍の進出が続く中、奄美大島で防衛強化が進み、地域経済に影響。…

ピックアップ記事

PAGE TOP