アカミミガメによるハス消滅と生態系の悪化
新潟市の湖でカメによる食害でハスが消滅し、生態系が悪化しているという問題が発生しました。
新潟市西区の佐潟では、ミシシッピアカミミガメによる食害のため、湖一面に広がっていたハスが2018年に突然姿を消し、環境保全が急務となっています。
アカミミガメは自然界に放すことを禁じる条件付き特定外来生物で、佐潟には少なくとも1万匹いるとされています。
捕獲と堆肥化による環境改善の取り組み
新潟市は今年度からアカミミガメの捕獲を始めており、カメを処分するのではなく堆肥に変える取り組みも行っています。
この取り組みの結果、佐潟周辺の湖では一部でハスが復活し、生態系の改善が見込まれています。