斎藤知事の疑惑を告発した職員の死亡が明らかに
兵庫県の斎藤知事の疑惑を告発した文書で、業務を理由に療養中と書かれていた職員の男性が、今年4月に死亡していたことがわかりました。
斎藤元彦知事をめぐっては、今年3月、県の元幹部がパワハラなど7つの疑惑を告発する文書を配布。
文書には、去年11月の阪神・オリックスの優勝パレードで、寄付金集めなどを担当した元課長の男性が、業務で疲弊して療養中とする記載もありました。
斎藤知事は、きのうの会見で元課長が今年4月に死亡していたことを明らかにしました。
県の未公表理由と遺族の意向
県は「個人情報に関わる」などと3カ月にわたり公表していませんでしたが、斎藤知事は「遺族の意向」としています。
告発文書を作成した元幹部の男性も死亡していて、一連の疑惑が浮上して以降、2人の職員の死亡が明らかになりました。