パナソニックの再生品事業の始動
家電業界では中古品などを修理した再生品の販売が広がっています。
パナソニックは、冷蔵庫や洗濯機など、自社の再生品を販売する事業を本格的に始めました。
初期不良の製品や店の展示品を修理し、1年間のメーカー保証を付けて販売するほか、定額で貸し出す、いわゆるサブスクのサービスでも再生品の取り扱いを始めました。
再生品市場の広がりと消費者ニーズ
こうした家電の再生品は日立グループも販売しているほか、家電量販大手のヤマダホールディングスも中古品の修理・販売事業を拡大しています。
物価の上昇に加えて、メーカー各社の間で、いわゆる高級家電へのシフトが進む中、少しでも安く製品を手に入れたい消費者の間で、再生品のニーズが高まっています。