防衛省の不祥事を受けた閉会中審査
国会では防衛省・自衛隊の不祥事を受けた閉会中審査が行われています。
与野党から厳しい追及が続く中木原防衛大臣は辞任しない考えを示しました。
海上自衛官が手当を不正に受給していた問題を巡り元隊員の逮捕が木原大臣に報告されていなかったことについて与党からも隠蔽を疑う声が上がりました。
木原防衛大臣の責任と今後の対応
木原大臣は懲戒処分の報告を受けた際、資料に逮捕の事実が記載されていたことから一端の責任はあると自身の落ち度を認めました。
また野党から辞任を求める声が出たのに対し、仕事を放棄することが責任の取り方とは思わないとして引き続き職務に当たる考えを示しました。
一方、参議院の情報監視審査会は先ほど情報保全体制の改善を求める勧告文書を提出しました。
今日中に尾辻議長から木原大臣に対し勧告される見通しです。