フェンシングでの躍進
さあ、続いてはパリオリンピックです。
競技が本格的に始まって1週間。
日本は金メダルを8個獲得するなど、活躍が続いていますよね。
大会8日目にはこちら、フェンシングで銀メダル、バドミントンで銅メダルを獲得しました。
ヨーロッパが競技の本場のフェンシングでね、日本選手が躍進です。
東京大会に続いてメダルを獲得したフェンシングの男子エペ団体。
今大会、この競技でのメダルは3つ目となり、日本選手が大きな存在感を見せています。
競技の本場、フランスで聞かれたのは。
なぜ、ここまで躍進しているのか。
実は、日本フェンシング協会は近年、本場、フランス出身の指導者を招くなど、質の高い指導体制を構築してきました。
また、地方にも集中して合宿が行える環境を整えるなど、ソフト面、ハード面の両方で選手強化や普及の環境を整えてきたのです。
元メダリストでテレビ局の解説者はこう指摘します。
日本選手の活躍が続く中、都内のフェンシング教室、盛り上がっています。
子どもから70歳代まで、およそ30人が通うフェンシング教室です。
オリンピックでの選手たちの活躍を見て、体験したいという申し込みが増えているといいます。
他競技でも続く日本選手の活躍
その魅力を、体験しました。
駆け引きこそがおもしろいなと思いました。
相手がどこに、どうやって攻めてくるかが分からないから、一歩踏み出すのが怖くもあり、なるほど、奥が深いですね。
強い、桁違いの強さ、角田夏実、金メダル。
競技が本格的に始まって1週間。
阿部一二三、オリンピック連覇。
2大会連続の金メダリスト、日本、永瀬貴規。
乗った。
大逆転!パリの風を浴びた。
日本の橋本。
日本の金メダルはこれまでに8個。
銀4個、銅6個の合わせて18個を獲得しています。
日本選手団のここまでの活躍について、井上康生副団長は。
バドミントンの混合ダブルス。
渡辺勇大選手と東野有紗選手のワタガシペアが、3位決定戦に臨みました。
客席には、東野選手の母親、洋美さんの姿がありました。
その声援を背にして、東野選手が躍動します。
潜り込んで決めていった。
すばらしいレシーブが生まれました。
崩していきました。
そして迎えたマッチポイント。
2大会連続の銅メダル!試合のあと、駆けつけたのは、母親のもとでした。
内股だ。
一本。
柔道男子100キロを超えるクラスには、斉藤立選手。
亡くなった父親との、親子2代での金メダル獲得を目指しました。
しかし。
あー、まいったしてしまった。
メダル獲得なりませんでした。
いよいよ決勝。
会場、割れるくらいの声援です。
フランスのテディ・リネール選手。
絶大な人気を誇ります。
つかまってしまった。
強い。
そして迎えた混合団体。
男女3人ずつ、6人のチームで対戦。
初戦では、阿部詩選手が。
準々決勝では、兄の一二三選手が。
内股。
よし、ひっくり返した。
日本は準決勝に進みました。