ヒズボラのロケット弾攻撃とイスラエルの対応
>>イランによる報復はあるのか。
警戒が続く中で、イスラエルでは、
イランの支援を受ける隣国レバノンのシーア派組織ヒズボラからロ
ケット弾の攻撃がありました。
イスラエル軍もヒズボラの施設を
空爆するなど、緊張が続いています。
レバノンからイスラエルに向け、次々と発射されるロケット弾。
イスラエルのミサイルシステム、アイアンドームで撃ち落とされて
いきます。
ヒズボラは4日にかけても、
数十発のロケット弾による攻撃を行ったと発表。
これに対し、イスラエル軍は、けが人は出ておらず、
レバノンにあるヒズボラの施設などを空爆したと発表しました。
ハマスの最高幹部が国内で殺害されたことを受けて、イスラエルへ
の報復を行う構えのイラン。
軍事精鋭部隊・革命防衛隊は3日、
声明を発表し、イスラエルは適切な時と場所、
質で厳しい罰を受けるだろうと強調しました。
イランとヒズボラの報復予告と地域への影響
今回、
イランやヒズボラなどの勢力が、
ことし4月のイスラエルへの攻撃を上回る大規模な報復を行う可能
性が取り沙汰されていて、アメリカのニュースサイトは、
早ければ5日月曜日にも、
イラン側が報復攻撃を行う可能性があるという、アメリカやイスラ
エル当局者の見方を伝えています。
中東地域を担当するアメリカ中央軍の司令官がイスラエルや周辺国
を訪れ、防衛態勢について調整していると見られるということで、
緊張が続いています。