被爆前の広島をカラーで再現
広島に原爆が投下された日から今日で79年です。
こちらの写真は被爆前の広島の日常を写した写真です。
この写真をカラー化すると、このように人の肌にも温かみを感じて、当時の暮らしの様子をより鮮明に感じることができます。
こうした写真のカラー化に高校生の頃から取り組む報道記者がいます。
記憶と写真が語る平和の大切さ
庭田さんは何度も静子さんのもとを訪ね、手紙をもらってから3カ月後、写真が完成しました。
静子さんの約80年も前になる記憶の色が鮮明でとても驚きました。
それほど今私たちが当たり前のように過ごしている日常はかけがえのないものだと気付かされます。
被爆者の平均年齢が85歳を超える中、8月6日の今日、当時の人たちの日常に思いをはせること、そんなささやかなことも私たち一人一人ができる平和の色を守る取り組みにつながると思います。