カービー大統領補佐官、イランの報復攻撃の可能性に言及
アメリカのカービー大統領補佐官はイランのイスラエルに対する報復攻撃は早ければ今週中の可能性があるとの認識を示しました。
イスラム組織ハマスの最高指導者がイラン国内で殺害され、イランがイスラエルへの報復攻撃を宣言する中、アメリカのカービー大統領補佐官は12日、攻撃は早ければ今週中に行われる可能性があるとの見通しを明らかにしました。
どのような攻撃になるかは現時点で確信を持って言うことは難しいとしたうえで、重大な攻撃に備える必要があるとの危機感を示しました。
また、アメリカとイギリスなど欧米5か国の首脳はイランに報復攻撃を行わないことなどを求める共同声明を発表しました。
スターマー首相とペゼシュキアン大統領の電話会談、ブリンケン国務長官の中東訪問予定
イギリスのスターマー首相はイランのペゼシュキアン大統領と電話会談も行い、今こそ落ち着いた判断が必要だなどと伝えました。
こうした中、アメリカのニュースサイトアクシオスの記者は、ブリンケン国務長官が13日に中東に向けて出発する見通しだとSNSに投稿しました。
カタールとエジプト、イスラエルを訪問するとしていますが、イランによる報復攻撃があるかを見極めていて、現時点では最終決定していないとしています。