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中東情勢:イスラム組織ハマスの幹部がイランで殺害されたことに対する報復の可能性

イスラム組織ハマスの最高幹部殺害とイランの報復宣言

>>緊張が続く中東情勢です。

先月、イスラム組織ハマスの最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランは、イスラエルによる攻撃だとして、報復を宣言しています。

これについてアメリカ政府高官は、早ければ今週中にも報復が行われる可能性があるとして警戒感を示しました。

アメリカとドイツの対応、そしてガザ地区での被害

アメリカ・ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は12日、記者団に対し、「われわれは、イランなどによって早ければ今週中に何かが起こる可能性があるというイスラエル側の分析を共有している。

われわれの分析もそれと一致している」と述べ、イランやイランの支援を受ける組織が、早ければ今週中にも報復を行う可能性があるという認識を示しました。

一方、事態の悪化を防ぐための外交努力が続けられています。

ドイツ政府によりますと、ショルツ首相は12日、イランのペゼシュキアン大統領と電話で会談し、暴力の連鎖を止めなければならないとして、軍事的な緊張をこれ以上高めないよう、自制を呼びかけたということです。

これに対してペゼシュキアン大統領は、イランは交渉を通じて問題を解決することを重視するとしながらも、圧力に屈せず対応する権利があると述べ、報復を行う方針を重ねて強調しました。

これに先立ちドイツは、フランスやイギリスとともに共同声明も出して、報復の自制を求めています。

一方、ガザ地区では12日もイスラエル軍による攻撃があり、NHKガザ事務所が南部ハンユニスのナセル病院で撮影した映像には、けがをした住民が次々と運び込まれる様子や、頭から血を流した幼い子どもの姿が映っています。

地元の保健当局は12日、これまでの死者が3万9897人に上ったとしています。

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