台風5号が岩手県に上陸
お盆の時期を直撃した台風5号。
記録的な大雨になった岩手県では、生活やなりわいに影響が出ています。
きのうの朝、岩手県に上陸して東北を横断した台風5号。
各地の川が一時、氾濫危険水位を超えました。
一夜明けて、小本川の水位が下がり、地面がはっきり見えるようになっています。
48時間に降った雨の量が、統計開始以降、最も多くなった地区もある久慈市の川では。
久慈川です。
遊具は泥をかぶっており、流れてきた草木などがまだ絡んだ状態です。
滝ダムです。
台風被害の影響と復旧の見通し
大量の流木が集まっています。
長内川です。
川べりが崩れています。
長内川では、川岸の一部がおよそ3メートルにわたって崩れていました。
影響が続いています。
岩泉町ではおよそ300世帯で断水。
復旧の見通しは立っていないということです。
また、大槌町の漁港には大量の木のくずやごみが流れ着いていました。
お盆期間は撤去作業ができず、漁の再開には数週間かかる見込みだということです。