時事ニュース

バングラデシュの政変とデモ

学生たちのデモと政権崩壊

バングラデシュでは、先月から続いた学生などのデモ隊と警察の衝突の結果、ハシナ首相の政権が崩壊しました。

強権的な政治を続けてきたハシナ首相は国外に逃れました。

この政変を主導したのは学生たちであり、その後の暫定政権にも関わっています。

犠牲とその後の影響

失業や格差などの厳しい経済状況、そして汚職のまん延に怒りを爆発させた学生たちの抗議活動には大きな犠牲が伴いました。

警察との衝突などで、およそ650人が死亡したと見られます。

大学生のサイフル・イスラムさんは、抗議デモに参加し、仲間の女子学生を助けようとして拘束され、警察署で暴行および拷問を受けました。

政権崩壊による混乱の中、サイフルさんは警察署から逃げ出すことができましたが、今も傷やトラウマに苦しんでいます。

街頭では多くの学生たちが機能不全に陥った警察の代わりに、交通整理のボランティアをしていました。

さらに、暫定政権にも学生の代表が加わり、今後の改革に関わろうとしています。

関連記事

  1. アマゾンの処方薬オンライン販売参入
  2. 核兵器の脅威が高まる中、日本政府に核廃絶のリーダーシップが求めら…
  3. イスラエルとパレスチナの停戦交渉
  4. 石川県輪島市の出張朝市の再開
  5. 児玉誉士夫の影響下にあった鎗水の考え。
  6. 介護報酬改定に伴う影響の把握と処遇改善加算の取得促進
  7. 山陽新幹線が厚狭駅での事故により運転見合わせ中
  8. 下請法改正を議論する政府の有識者会議

ピックアップ記事

PAGE TOP