名古屋トヨペット元社員が架空取引で15億円詐取
名古屋市のトヨタ自動車販売店の元社員が、架空の取引で15億円以上を騙し取った疑いで逮捕されました。
警察の捜査によると、逮捕されたのは名古屋トヨペット元社員の渡邊昌彦容疑者です。
渡邊容疑者は、名古屋市内の自動車販売会社の社長に対して、存在しない在庫車両を用いた取り引きを持ちかけることで、現金をだまし取ったとされています。
警察、継続的な詐欺手口と背後の動機を捜査中
捜査関係者によれば、渡邊容疑者は2年間にわたり、名古屋市内の自動車販売会社3社に対して同様の手口を繰り返し、総額で15億円余りを騙し取った可能性があります。
渡邊容疑者は逮捕前に取材に応じ、「弁護士に聞いてほしい」と述べています。
警察は今後、詳しい動機や背景についても捜査を進める方針です。