斎藤知事に対するパワハラの疑い、百条委員会が調査を進める
>>兵庫県の斎藤知事のパワハラの疑いなどを告発する文書を巡り、県議会の百条委員会ではきょう、斎藤知事本人が出席して証人尋問が行われます。
兵庫県の斎藤知事のパワハラの疑いなどを告発する文書を巡って、県議会は百条委員会を設置して、事実関係の調査を進めています。
斎藤知事の証人尋問とこれからの焦点
これまでに行われた県職員への証人尋問では、知事のパワハラの疑いについて、叱責や舌打ちがあったなどの証言が出されました。
また、すべての県庁職員を対象にしたアンケートの中間報告では、およそ4割がパワハラの疑いを見聞きしたことがあると回答しました。
知事の証人尋問はおよそ2時間にわたり公開で行われる予定で、告発文書やアンケートに記載されていた気に入らないことがあると机をたたいて激怒するなどの行為が事実かどうかや、どのような言動が、パワハラに当たると認識しているかなどを委員長や各会派の委員が尋ねることにしています。
斎藤知事は、百条委員会の場で自分が認識している事実や状況を説明していくと述べていて、パワハラの疑いがある行為などについてどのように説明するのかが焦点です。
一方、斎藤知事が贈答品を受け取った疑いについては、改めて証人尋問を行って尋ねることにしています。