日中友好議員連盟、趙楽際委員長と会談
中国を訪れている超党派の国会議員は、きょう、中国共産党の最高指導部と会談し、中国軍機が日本の領空を侵犯したことについて、遺憾の意を表明したうえで、再発防止を強く求めました。
自民党の二階元幹事長が会長を務める日中友好議員連盟の10人のメンバーは、きょう午前、中国共産党の序列3位で、全人代・全国人民代表大会の趙楽際委員長と40分間にわたって会談しました。
会談のあと二階氏は、中国軍機がおととい、長崎県五島市の男女群島沖上空で、日本の領空を侵犯したことが初めて確認されたことについて、次のように述べました。
趙委員長、領空侵犯の意図を否定
これに対し、趙委員長は、領空侵犯の意図はないと説明したうえで、当局間で適切に意思疎通がなされることを期待すると述べたということです。