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能登半島地震による建物倒壊と軟弱地盤のリスク

輪島市の調査結果による地下リスクの解明

石川県輪島市で横倒しになったビル。

能登半島地震の発生から8か月となったきょうも、残されたままです。

このビルなどを調査したところ、
これまであまり注目されていなかった建物の地下に潜むリスクが明らかになりました。

輪島市内ではこのビルを含めて、
軟弱地盤に建つ複数のビルで地下の基礎部分が損傷していたことが分かりました。

首都直下地震に対する軟弱地盤のリスクと対策

地図の赤や紫で示した軟弱地盤は川沿いや平野部に広がっています。

中でも、東京の軟弱地盤の上には、多くのビルが建ち並んでいます。

首都直下地震が起きた場合、どのような被害が想定されるのか。

専門家の監修の下で、シミュレーションを行いました。

軟弱地盤に立つビルのモデルを使って、
国が公表している首都直下地震の震度6強の揺れで分析。

赤く示されているのは、杭基礎が深刻な被害を受けた部分です。

耐震設計されていない杭基礎は、折れるなどして、
建物を支えられなくなる可能性があることが分かりました。

また、現在の基準で耐震設計された杭基礎でも、一部が損傷するリスクがあることも示されました。

専門家は、対策の検討が必要だと指摘しています。

能登半島地震で見えてきた建物の地下に潜むリスク。

国はビルが倒れた原因を調査したうえで、今後の対策につなげてい
きたいとしています。

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