フォルクスワーゲン、労働組合に工場閉鎖の意向を伝える
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲンが、コスト削減策の一環としてドイツ国内工場の閉鎖を検討していることが分かりました。
ロイター通信などが2日に報道したところによると、フォルクスワーゲンは労働組合側に対して、ドイツ国内の自動車工場および部品工場それぞれ1カ所の閉鎖を検討していることを伝えたということです。
国内工場閉鎖の背景にある要因
フォルクスワーゲンが国内工場を閉鎖するのは、1937年の創業以来初の出来事となります。
この決定の背景には、ヨーロッパにおける電気自動車(EV)の需要低迷や、中国メーカーの台頭などが要因として挙げられています。