米の品薄による価格上昇の見通し
本格的な新米の流通を前に、坂本農林水産大臣は新米の価格はこの品薄状態の中で平年よりも多少の割高感はあると思うなどと述べました。
全国的に米が品薄となっていることを背景にJAグループがこの秋、米を集荷する際に農家に支払う概算金を北海道や秋田県などの主要な産地で去年よりおよそ2割から4割引き上げることが分かりました。
米不足解消への見通しと期待
坂本大臣は米の取り引き価格は民間の取引環境の中で決まっていくものであり、政府として直接コメントするのは差し控えるとしたうえで、こう述べました。
米の品薄がいつごろ解消するか問われた坂本大臣は昨日スーパーを視察した際には明日には入荷があると聞いたと明かし、新米の入荷に伴って近く米不足が解消することに期待感を示しました。