斎藤知事への2回目の証人尋問
兵庫県の斎藤知事のパワハラの疑いなどを告発する文書を巡り、県議会の百条委員会で、知事本人への2回目の証人尋問が行われました。
斎藤知事は、文書の作成者などを徹底的に調べるよう指示したことを明らかにしたうえで、対応に問題はないという考えを改めて示しました。
告発文書の背景と県議会の動向
一連の問題の発端となった告発文書。
斎藤知事は、それを3月に把握した当時の状況について、事実でないことが含まれていると感じたので、誰が作成したかや作成した意図などをしっかり把握することが大事だと指示したと述べ、徹底的に調べるよう指示したことを明らかに。
その上で、今後、百条委員会は、年内にも一連の問題について結論を出す予定です。
一方、今月19日から、県議会の定例会が始まりますが、知事に対する不信任決議案を提出する方針を決めている会派もあり、斎藤知事や各会派がどのような姿勢で臨むのかが焦点になります。