自民党の裏金事件で有罪判決
自民党の派閥のパーティー券を巡る裏金事件の裁判で、東京地裁は今日、二階派の元会計責任者に対し、禁錮2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
虚偽の会計処理が及ぼした影響
東京地裁は会計責任者に就任当初から収支の実態とはかけ離れた虚偽の会計処理を長年継続的に行い、非常に悪質とした上で、およそ40人もの現職国会議員らを擁する政治団体の収支の実態が収支報告書上に表れないままになり、国民の目が届かないものとなってしまった政治資金規正法の目的を害した程度は著しく大きく、国民の政治不信につながる社会的悪影響も多大で、その結果は大変に重いと指摘しました。