賃金向上のために必要なセーフティーネットと制度改革
≫解雇規制というよりはまずやらなきゃいけないのは1400万人のパート、アルバイトの方 400万人の契約社員、派遣社員の方がスキルアップをしてさらに給料の高い仕事に移っていかなきゃいけない。
そのために安心してスキルアップに時間を使えるようなセーフティーネットをつくって付加価値の高い仕事にそういう人が動いていくことで日本の賃金が上がっていくもう一つは年収の壁とか在職老齢年金のような働くのを自分の方からストップかけようという制度はこれは直していかなきゃいけない 撤廃して働いて稼いでください 働いて稼いでまた税金を納めてください そういう労働市場のルールに変えていかないといけないと思います。
転職市場の活性化とキャリアアップの支援
≫整理しなきゃいけないのは判決でその解雇が無効とされた場合には働き側から金銭で解決するとずっと議論してきているんです。
そろそろ結論出さなきゃいけないと思います。
それから、転職と進めていくより成長市場に人が動いていくすごい大事なことですがそのためにも企業側から中途採用というものに対して積極的に展開していただく。
今若い人たちは自分のキャリアアップ 所得向上を目指して動いていますが転職のイメージをわれわれの世代はちょっと暗いイメージですよね。
解雇されたとか職場でいろいろ問題があったではなくて前向きなイメージに変えていくそうした形で流動化というか移動を円滑化しそれを推進するためにリスキリングをはじめとした支援をしていく。
これをまず優先していくことが私が掲げている国民の所得倍増にもつながると考えています。