ホワイトハウス関係者が判断先送りを示唆
日本製鉄によるアメリカの大手鉄鋼メーカー、U.S.スチールの買収計画について、バイデン大統領が阻止するとの見方が出る中、有力紙、ワシントン・ポストは13日、大統領が近いうちに判断を下さない可能性があると、ホワイトハウス関係者が示唆したと伝えました。
ペンシルベニア州の反発とホワイトハウスの対応
U.S.スチールが本社や生産拠点を置くペンシルベニア州の民主党関係者などからは、買収計画が頓挫すれば、地元経済に大きな打撃を与えるなどと反発の声が上がっていました。
ワシントン・ポストは、ホワイトハウスは各方面からの反発に驚かされたとも伝えていて、バイデン大統領の対応が注目されています。