金融政策の調整と経済の現状
金融政策を調整するときが来た。
アメリカFRB・連邦準備制度理事会のパウエル議長が先月、述べたことばです。
FRBは金融政策を決める会合で、日本時間のあすにも、およそ4年半ぶりの利下げに踏み切ると見られています。
背景には、アメリカでインフレが落ち着いていることや、求人が減るなど、雇用情勢に変化があらわれていることがあります。
長くインフレが続いたアメリカ。
利下げの期待と今後の見通し
FRBは、インフレを抑え込むため、高金利を続けてきましたが、収束の兆しが見えてきました。
さらには、労働市場の減速もあります。
求人件数は3年半ぶりの低い水準となっていて、FRBは、景気を下支えするために利下げに踏み切ろうとしているのです。
FRBによる利下げを期待する声も。
FRBは、このあと日付が変わった日本時間午前3時に、金融政策を発表します。