先月のコメの相対取引価格、8月として過去最高
先月、JAグループなどが販売したコメの相対取引価格が8月としては最も高くなりました。
農林水産省によりますと、先月、JAグループなどの集荷業者が卸売り業者に販売した、去年・令和5年産のコメの相対取引価格は、すべての銘柄の平均で、60キロ当たり1万6133円と、去年の同じ月と比べて17%上昇し、8月としては最も高くなりました。
供給不足と需要増が価格上昇の原因に
これは去年の夏の猛暑の影響で供給量が減った一方、外国人観光客による需要が伸びていることなどが背景にあります。
さらにスーパーで地震や台風に備えた買いだめの動きが広がり、コメが品薄になるなど、需給が引き締まったことが影響しました。