豪雨による捜索活動の現状
石川県能登地方では記録的な豪雨が襲い、現場では生存率が低下する災害発生から72時間を迎える中、懸命の捜索活動が続けられています。
輪島市では、住宅4棟が流され、中学3年の喜三翼音さんを含む3人といまだ連絡が取れていません。
水かさは減ってきていますが、川は茶色く濁っており、周辺でも泥が乾いて土ぼこりが舞うようになっています。
今朝も消防・自衛隊・警察の総勢600人以上が捜索に当たっており、翼音さんの家族や中学校の同級生が見守っています。
復旧作業とその影響
石川県では、これまでに7人が死亡し、さらに7人の行方や安否が分かっていない状況です。
生存率が著しく低下するとされるこの状況の中、現場では一刻も早い発見が急がれています。
輪島市などでは断水も続いており、復旧作業が進められていますが、大雨で裏山が崩れ、土砂が建物を押し迫るなど、住民たちの復旧作業も進まない状況が続いています。