中国のICBM発射
中国国防省はきのう、模擬弾頭を搭載したICBM・大陸間弾道ミサイル1発を発射し、太平洋の公海上に着弾させたと発表しました。
海上に向けての発射は、1980年以来と見られます。
中国国防省はロケット軍が訓練用の模擬弾頭を搭載したICBM1発を発射し、太平洋の公海上に着弾させたと発表しました。
日本の海上保安庁は中国当局からある通報を受けていました。
宇宙ごみの落下というもので、予想されていたのはこちらの3つの海域です。
防衛省はこの通報は今回のICBMを指していると見ていて、専門家は、南シナ海の上空を通過して、南太平洋に着弾させたと推測しています。
発射に対する国際的な反応
中国側は今回の発射について、国際法や国際的な慣例に準拠し、特定の国や目標に向けたものではないとしています。
日本政府はこの発表を受けて、慎重に対応する姿勢を見せています。