地道な活動と支持基盤の欠如
石破氏は全国各地を回って講演するなど、地道な活動を続けてきました。
その結果で得た高い知名度というのを武器にしています。
一方で、課題として付きまとっているのが国会議員からの支持です。
党内に特定の支持基盤というのは持っていません。
石破さんは総裁を目指して…会という派閥を立ち上げたこともあったんですけれども、2020年の総裁選挙で菅さんに敗れ、その後、所属議員の脱退が相次ぎ、2021年に事実上、解散しました。
政権批判と課題克服への挑戦
時に政権批判も辞さない物言いから、ベテラン議員を中心に石破さんへの拒否感を抱く議員が少なからずいます。
先月24日に、地元鳥取の神社で総裁選への立候補を表明した際には、記者団から課題を問われた際に、国会議員の理解を得る努力を十分してこなかったと、率直に述べまして、どれだけ乗り越えられるか全力を尽くすと話していました。