小林製薬の製品による健康被害が報告
台湾で、小林製薬の紅麹原料を使った製品を摂取して体調が悪くなったとする人たちの支援団体が、小林製薬の台湾にあるグループ会社などに7億7000万円余りの賠償を求める訴えを現地の裁判所に起こしました。
小林製薬の紅麹原料を使った製品を巡って、台湾の衛生福利部食品薬物管理署は、摂取後に腎臓の病気を発症したなどとする通報が今月20日までに合わせて69件寄せられたと発表しています。
賠償金の内容と訴える人々の状況
団体によりますと、55人はともに腎機能の異常を訴えていて、賠償金には製品を購入した費用のほか、医療費や慰謝料が含まれているということです。