安倍派会計責任者の虚偽記載
自民党安倍派の政治資金パーティーを巡り、政治資金収支報告書に6億7500万円の収入などを記載しなかった罪に問われた会計責任者に対し、東京地方裁判所は有罪判決を言い渡しました。
判決内容は禁錮3年、執行猶予5年です。
松本淳一郎被告は、派閥の政治資金収支報告書において当時の収入を記載せず、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪に問われています。
裁判所の指摘と被告の立場
裁判所は、特に発覚していなかったという理由で、長期間にわたり実態とかけ離れた内容の報告書を提出したことを厳しく指摘しました。
また、被告が派閥の幹部に従わざるをえない立場にあったことを考慮し、判決を下しました。