爆発の発生とその影響
きょう午前、宮崎空港の誘導路で発生した爆発は、戦時中にアメリカ軍によって投下されたと推測される不発弾によるものと判明しました。
爆発は8時前に管制官が発見し、周辺には圧巻の煙が立ち上がっていました。
陥没した穴は長さ約7メートル、深さ約1メートルのだ円形で、破片が半径200メートルに飛び散るなど、多大な影響を及ぼしました。
幸い、けが人はいなかったものの、爆発の数分前には旅客機がこの誘導路を通過しており、運航は直ちに中止されました。
運航再開に向けた対応と再発防止
国土交通省の宮崎空港事務所は、今後、陥没した場所の埋め戻しを行い、翌朝の始発便からの運航再開を目指していますが、すでに80便以上が欠航となる影響が出ています。
関係者は、過去に複数回不発弾が見つかっている宮崎空港の歴史についても理解を深め、事故の再発防止に努める必要があると強調しています。