結核の現状とリスク
今年はさまざまな感染症の流行が見られており、特に結核とマイコプラズマ肺炎が注目されています。
国立感染症研究所のデータによると、結核患者数が増加しているという報告があり、特に高齢者施設での集団感染が発生しています。
結核は一度感染すると、基本的にその体内に菌が残り続け、免疫力が低下すると再発症するリスクが高まります。
昨年を上回る勢いで患者が報告されており、治療が難しい耐性菌の問題も浮上しています。
マイコプラズマ肺炎の急増と予防
一方、マイコプラズマ肺炎も今年急激に患者数が増えており、特に子どもや若い世代に多く見られます。
この病気は、1週間以上続く乾いたせきが特徴で、しつこいがたんが出にくいのが一般的です。
抗菌薬を適切に使用すれば、多くの人が回復しますが、特別な予防法は存在しないため、感染症にかからないよう、日常的に健康管理を行うことが重要です。